しゃっくりの基礎知識
2017年03月08日更新 2017年03月01日公開

しゃっくりの原因となる生活習慣と予防法

しゃっくりを招く原因はさまざまあります。早食いや大食いなどの生活習慣をはじめ、病気が原因である場合もあります。ここでは、しゃっくりを招く原因とその予防法について、ドクター監修の記事で解説します。

生活の中でたびたび起こる現象に、しゃっくりがあります。自然に止まりますが、息苦しかったり気になったりするので、できれば起きてほしくないものです。しゃっくりを招く原因には、食事や喫煙、ストレスなどの生活習慣からくるものや、病気が原因である場合もあります。しゃっくりの原因と予防の方法について見てみましょう。

しゃっくりとは

しゃっくりは、吃逆(きつぎゃく)ともいいます。しゃっくりは、肺の下にある横隔膜(おうかくまく)が痙攣するために起こります。横隔膜の痙攣は、自然に起こり、自然に止まるので特に心配することはありません。過剰なストレスやアルコールの過剰摂取、笑いすぎなどの理由により、横隔膜が刺激され、しゃっくりが起こることもあります。

しゃっくりの原因

しゃっくりは、原因により3つのタイプにわけられます。病気が原因で起こるしゃっくりは、治療をしないと止まらない場合もあります。しゃっくりが止まらなくて気になる場合は、医師に相談しましょう。

中枢性しゃっくり

脳や脊髄などの中枢神経が刺激されることで発生するしゃっくりを、中枢性しゃっくりといいます。中枢性しゃっくりは、なかなか止まりにくいという特徴があります。脳に関係のある脳腫瘍や脳卒中、自分の意思がコントロールできなくなるアルコール依存症などを患って起こることがあります。

末梢性しゃっくり

末梢神経とは、中枢神経から伸びた細かい神経で、筋肉を支配しています。末梢神経が刺激されることで発生するしゃっくりを、末梢性しゃっくりといいます。肺炎や気管支喘息、胸膜炎などの胸や消化器系の病気か原因の場合もあります。治療には、吐き気止めの薬で様子をみます。

横隔膜性しゃっくり

横隔膜が胃により圧迫されることで刺激を受け、発生するしゃっくりを横隔膜性しゃっくりといいます。一過性のものと、病気が原因であるものにわけられます。たとえば、一気にたくさんの食事をしたりすると、胃が横隔膜を圧迫・刺激するため、しゃっくりが起きることがあります。その場合は、よく噛んで食べるスピードを緩めたりすると改善することがあります。また、笑い方も影響しているといわれています。息をたくさん吸い込むような笑い方は、横隔膜を刺激し痙攣を促します。その他にも、喫煙やアルコールの過剰摂取などの生活習慣も、しゃっくりを招くと考えられています。心因性しゃっくりとも呼ばれるストレスが原因のしゃっくりもあります。考えられる原因をなくしたり改善したりすることで、しゃっくりが止まる場合も多くあります。

生活習慣の改善を試みてもしゃっくりが止まらない場合は、病気が原因であることも考えられます。医療機関を受診することをおすすめします。

  • 一過性のしゃっくり
  • 病気が原因を考えられるしゃっくり

食後にしゃっくりが出る原因

しゃっくりは、胃が横隔膜を圧迫するために起こります。そのため、食事の仕方や食べたものが影響してきます。

食べる量が多い、食べるスピードが早い

食べる量が多ければ、それだけ胃が大きくなり、横隔膜や周辺の臓器を圧迫します。また、一気に食べることも、胃を急に膨らませるため、しゃっくりが起こる原因となります。

からい食べ物など、刺激物を摂取している

唐辛子などの刺激物は、胃や周辺の臓器を刺激します。食べ過ぎると、胃腸を痛めてしまう場合もあります。

炭酸飲料を多く摂取している

炭酸を多く含んでいるジュースやお酒は、炭酸が胃を膨らませるため横隔膜を刺激します。また、話をしながら食事をすることも、食べ物と一緒に多くの空気を含んでしまうため、横隔膜を刺激する要因になります。

そのほかにも、極端に冷たいものや熱いものを摂取したり、アルコールを過剰に摂取したりすると、横隔膜を刺激するためしゃっくりが起こると考えられています。

しゃっくりの予防法

食後に起こるしゃっくりを予防するには、食事の仕方を改善しましょう。具体的には、以下のようなポイントに気をつけながら、食事をしましょう。

  • ゆっくりよく噛んで食べる
  • ひと口に食べる量を少なくする
  • 腹八分目でやめておく
  • 水分の摂取は常温または温かいと感じる程度の温度で飲む
  • 刺激物は摂取しすぎない。控えめを意識する

よく噛んで食べることで、胃がゆっくりと大きくなり、横隔膜への圧迫も少なくなります。また、ゆっくり食べることで、満腹感も得られ、腹八分目を保つことができます。食事中は炭酸飲料やアルコールの摂取は控えましょう。しかし、しゃっくりはストレスが原因でも起こります。我慢しすぎもよくないので、隔日にするなど、量を調節して対処しましょう。

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